朝どれ真鯛のあら

筋子を漬けようと水産市場に行ったら朝どれ真鯛のあらが安かったので買ってきた。今日の夕飯はこれに決定。198円を2パック買った。

ざるにあけて、冷水で洗う。鱗が残っていたら包丁でこそげた方がよいけど、面倒くさいので省略。大きな竹ざるにペーパータオルをしき、塩をふる。魚を並べる。塩をふる。ペーパータオルをしくの繰り返し。左がカマ、右が頭。頭は吸い物に、カマと残りの身は塩焼きに。

塩焼きにするカマと残りの身は、ラップにくるんで冷蔵庫へ。結構とれた。まともな身もあるので小分けにして冷凍したらいいのかもしれないけど、面倒くさいのですべて塩焼きに。

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あく取り用の落とし蓋を使っているので、あくを取っていないけど、保温鍋に切り出し昆布と一緒に頭を4切れ入れて煮る。沸騰したらそのまま保温器へ。保温鍋はシャトルシェフの鍋をふたつ持っている。冬場は汁物を作るのに大活躍。

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これで400円弱で2品できた。今日の夕飯は、いくらの醤油漬け、真鯛の塩焼き、真鯛の汁物に決まり。切り出し昆布は水に戻したりせずに、キッチンばさみでそのまま鍋に切り入れる。ここら辺の話は、『もっと使える乾物の本―おいしさ・手軽さ新発見 食べ方・使い方170』だったかな、奥薗壽子さんのずぼら育児本などを一時ずいぶんと読んで以来、乾物は戻さずそのまま使っている。

 

 

いくらの醤油漬け

この季節になると生鮭、筋子が魚市場の店頭に並ぶ。水揚げ漁港なのでさまざまな朝どれの魚が手ごろな値段で手に入る。この時期は正月を前にまだそれほど高騰していないので、水産市場で筋子を見かけたら買うようにしている。かなり適当なレシピだけど、千歳爺から教えてもらった作り方を紹介する。

1.新鮮な筋子を買え!
月曜の筋子は外れが多いのだろうか。週末の売れ残りかもしれないので、今回は火曜日に買ってみた。市場が開いている日に買うことを勧める。鮮度が落ちた筋子はほぐしているうちに溶けてなくなってしまう。当たり外れを経験しながらも当たりを見極められるようになりたいものだと思いながら、毎回筋子選びには苦労する。

今回は、これ。朝どれ真鯛のあらも安かったので一緒に買った。

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2.ほぐす
筋子をまな板の上に載せて、開く。ほぐす。新鮮な筋子だと、ほろほろと勝手にほぐれる。鮮度が悪いと触れば触るほど崩れていき、洗ったら溶けてなくなる。今回は手でほぐれた。小皿などでこそげる、という方法もあるけど、今回は必要なかった。

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ほぐしたものがこれ。結構な量である。これをぬるま湯で洗う。白濁するけれども漬けたら透明になるので大丈夫。

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3.漬ける
大人用は酒、醤油、一味唐辛子のみ。坊主用にマグロのづけ丼ダレを使っている。量は適当。たぷたぷになるくらい。一味唐辛子を加える。

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こんな感じ。あとで小分けにして、正月用、坊主の留守番ご飯用に半分くらいは冷凍。筋子は今の時期しか出回らないので、ちょっと一品足りないとき用に冷凍しておくと重宝する。正月の買い出しがそろそろ始まるので、値がさらに上がる前に買ったらよいかも。

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